足根骨横足弓(そっこんこつおうそくきゅう)
「足根骨横足弓(そっこんこつおうそくきゅう)」という足の甲の横アーチは、これまであまり注目されてこなかった。
だが、2月26日のネイチャー誌掲載された論文は以下のとおりです。
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研究者らによると、現生人類では、足の剛性の40%以上が、この横アーチによるものだという。
足の裏には、「内側縦足弓(ないそくじゅうそくきゅう)」という、「土踏まず」を形成する縦方向のアーチがあることはよく知られている。足の甲の横アーチは、この足の裏の縦アーチと連携し、人間特有の足の剛性を生み出している。そのおかげで、人間は倒れることなく体を前に蹴り出すことができる。他の霊長類が、木の枝をつかむためにより柔軟性のある足を必要とするのと対照的だ。
「足の形が剛性にどう関係するかについて大きな議論がありましたが、これまでは内側縦足弓(縦アーチ)ばかりが注目されていました。「足根骨横足弓(そっこんこつおうそくきゅう)」という足の甲の横のアーチは面全体で地面を掴むのと同時に足の指全体で蹴り出す力がある。
それにより柔軟な動きにも対応が出来るということが改めて分かりました。
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自分の考える猿人と人間の境界線は、走ることではないかと考えます。
言葉を使い、道具を使い、行動を起こす。
場所から場所に移動して狩りをするなど、スピードが要求されます。
子供の成長などを見ていると時々背伸びをして歩いたりしています。
また、それにより脹脛(ふくらはぎ)も十分に使っている。
バレエで言えば、ルルベUP。
以前バレエ教師に、ダンサーはルルベUPしたり、ポワントシューズで立つ分だけ、
天使に近くなると聞いたことがある。
天使の羽は背中についていたものではなくて、足のアーチにこそ付いていたモノかもしれない。
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